NARUTO 東京楽日 昼の部

なぜか本命さんでもないのに、たなボタでチケット入手して「NARUTO」本日2回目の観劇でございました。
いやー、油断したよ。やっぱり面白かったよ。
そして、岡さんっ!!やっぱり素敵っ!!
岡さん!次にこの手のアニメ系ミュージカルやるなら、是非ベルクカッツェ(古っ)をっ!! (その昔の竜の子プロ制作の「科学忍者隊ガッチャマン」の悪役、膝上ブーツがアニメ界で一番似合う悪役だと思う、知らない人はお父さんに聞くかネットで調べてねっ!)キャラ的にも似合うと思うけどなぁ。
本命さんの舞台じゃないとものすごくリラックスして見られて、大笑いさせていただきました。
MAの秋山君以外の3人さんもキャラクターまんまだし、雰囲気も似てました(秋山君はオリジナル)。
町田サスケ君はなかなかお似合いで、帰りの道で、アニメ系のファンらしきお姉さんが携帯で「サスケすごくカッコイイっ!!」と、興奮気味にどこかに電話してるのが印象的でした。サスケファンにも評判良かったようですね。たしかに立ち姿とか、サスケらしい雰囲気出してたし。
屋良ナルト君は、声がまだつぶれてて、ちょっともったいなかった。しかし、舞台の端から端まで動き回る、あの運動量はすごいぞ。
米花ガアラ君は、役になりきる為、良くぞ眉をつぶしたっ!そっくりです。
で、悪役の秋山君なんだけど、つい笑いを誘うシーンもあったりして、やはり秋山。
期待しないで見に行ったけど、なかなか面白かったです、この手の舞台はMA合ってるかもしれませんね。評判よければパート2やってもいいかも。
しいて希望を言えば、殺陣のメリハリと迫力がないことかなぁ。なんか、ゆる〜と、踊ってるのか、どういうアクションしてるのかわからない部分もあったりなんで。
ちびっ子が多かったけど、正直ですね。退屈なときは喋ったり、前の席の背もたれ蹴ったり(怒)、面白いシーンは静かーに見入ってます。でも休憩挟んで2時間半あるけど、結構平気でした。
一緒に行った2号も大笑いで、気に入ってくれたようで、誘った甲斐がありました。
あ、堂本光一王子様がご登場されたらしく、いっせいに拍手が起きてました。私は2階席なんで見えなかったけど。(休憩時間のヒアリングにて)で、いくら拍手が起こっても2階席からわざわざ階段下りてきて見に来るのはやめましょう。階段が急で危険だし、見えないしね。
ゲストの岡さんと新妻さんは、このオリジナル脚本にはこのクラスの歌い手さんじゃないと説得力がないので、よく出てくれたなぁと(普段2人とも、「レ・ミゼラブル」とか出てる本格派さんなのに)。この2人が歌うと空気が変わる、すばらしい歌いっぷり。2人の曲だけは、こういう歌い手さんじゃないと歌えないくらいの楽曲で、歌唱力が堪能できます。低音から高音まで自在な歌に鳥肌。
そして岡さんの衣装がアッキーもすごいが、もっとすごい。あの長身に、ヒール丈5センチ以上ありそうな、膝上まで来るロングブーツ。銀髪の昔の貴族の様な髪型に、ラメ入りの中世風のお洋服に、布使いまくったロングマントにプリーツの入った襟。ゴージャスっ!ていうか、出演者の中で一番金かかってるぞ。
で、アッキー率いる今回の悪役一味メンバーが岡さん演じるコトノハと、新妻さん演じるワカさんの他に、その下っ端として「あるある探検隊」ネタでおなじみのレギュラーの2人。この悪役一味のバラエティの豊かさったら。ていうか、レギュラーいい味出してて、アドリブで各キャラに絡んで面白い、メイン以外の後ろとかで小ネタをやってるので、ついそっちに目がいっちゃったりして、爆笑。
サクラ役のまなかなさん達は大変かわいらしいサクラで、キュート。
こういう漫画アニメ原作の舞台って良くあるけど、結構いい線いってたと思います。でも、実際の舞台でのリハが少なかったんではないかと?イリュージョンなのに、2階席だとネタが思いっきりばれちゃってるところとかあったりしてね。ちょっともったいなかった。