ラッシュ  「CUT」

会社の帰りにやっと本屋に寄ってみた。なんじゃこりゃ、最近出たばかりの映画雑誌の半分くらいは、表紙が岡田准一さんじゃないの??写真も贅沢にページを割かれて使われてて、これは取材と撮影が大変だろうなぁ。記事もみんな長いし、専門の記者さんがいろいろ聞いてくるから、内容は似てても相手は違うから気も抜けなそうだし。
で、せっかくの取材の成果、ついつい大人買い。見たいけど売ってなかった雑誌は週末にでも、遠出するかな。
前髪の長さで、撮影の時期もなんとなくわかりそうだけど、ずーっと取材三昧なんだろうなぁ…1ヵ月後のゲド戦記と秋の木更津で、本当に取材されっぱなしじゃないの?次のお芝居のお仕事がどんな形かわからないけど、10周年の時みたいに、1年前の撮影を強制的に振り替えさせられてるようなもんだから、ここでゆっくり振り返って、次につなげていただきたいもんです。
とりあえず、「CUT」だけ読んだ。
「衝撃のクライム・ムービー、完成!」なんて、豪華なタイトルがついてます。
黒いスーツに白いシャツと黒いネクタイ。まあ、殺し屋かなにかの工作員ですか?
その黒いスーツに微妙なザンギリおかっぱ系の前髪の組み合わせが、なんか好みです。前髪が幼いじゃなくて、若いというか、ペーペーな感じをかもし出させつつも、黒いスーツで緩めたネクタイと、ベットに横たわる様がなんかエロい。エロ幼い感じ。車の中とかベットの上とかの上半身とか、アップは素敵なんだけど、引きで全身映って銃構えてる姿が、なんとなく幼いぞ…。やっぱりエロ幼い。
…あれ…なんか、このイメージってなんか見たことあるぞ…
ああ、「エロイカより愛を込めて」(青池保子作)の番外編「Z(ツェット)」だ。
少佐のAからアルファベット順にいる部下の中で一番下っ端、つまり諜報員になりたてのペーペーだけど、超美形で真面目で、悩んで、一生懸命なんだけど、まだちょっと頼りなかったり、その上、前髪が今の岡田さんみたいにちょっと揃い気味。
少佐に鉄は熱いうちに打てって、いろいろ試練をあたえられてたりするのが、なんかV6の岡田さんにもかぶったりするけど。一応このCUTの写真の岡田さんをイメージしてです、なんとなく。(漫画を見てもあっちはドイツ人で金髪ですから、あくまで外見ではないです)
写真だけでこの妄想っぷりだよ。
記事はといえは、前回「もうやめてもいい」くらいに思ってたというこの「花よりもなほ」。その話を受けてのインタビュー開始で、ますます、肩の力が抜けて、自分じゃなくて周りの環境、スタッフのおかげで映画の世界で生きることが出来たみたいな話をしてます。自分が良かった、なんて天狗にならず、ますます周りを見て、感謝してるような。
声も、本当はもっと張らなきゃマイクに入らないのに、この役としての喋り方(要はぼそぼそ系)をわかってちゃんと音を拾ってくれたりと、本当によいスタッフでよかったね。たしかに、映画の宗左衛門さんの喋りは、そんな感じ。
そして、この映画でやめてもいいと思ったと話してた前回から、次を考えるようになって来たようで、成長してる様が感じられてなにより。
最後に古田さんに、ファンがみんな心の奥底で思ってることをさらりと言っちゃって、それを気にせずにこういうインタビューで話してしまう准ちゃんが飾らなくて好きだねー。