代々木終わっての雑感。

後半のレポも書いてないくせに、まだ地方もこれからだというのに、先にえらそうに雑感書いちゃってます。花道(Vロード)がちゃんとあるのは代々木だけだと思うので、別扱いということで。
これは、代々木でもう今回のツアーは終わってしまった人だけ読んでください。
なにも見てないのに、なんか変だし、見て素直な感想持ってください。
私が、ひねくれて既にさびしくなって、先に書いちゃってるだけだし、終わっちゃったみたいな書き方だけど(だって、代々木終わって、さびしいんだもん)、これからぐいぐい地方行って燃え(萌え)ますよー!
あ、ネタバレ満載です。ご注意ください。
※夜読み直したら変なので、ちょっと修正してます。

ああ…フケセンバンドがいない…これだけでも、前回とものすごっく雰囲気違いますね。
で、今回はテイストを変えるために、すごく作りこまれた感じがします。
曲順、次の曲へのタイミング、バックの映像、ライト&レーザー光線演出、セリ、山車、立ち位置、踊るところと踊らないところ、向き、すべてがすごく計算されてる感があります。いや、今までも計算はされてるけど、なんか違う。
2階Vロード登場のときの位置、踊るときは各々決まった位置でみんな踊って、(Darlingとか)台車の動きも、全部がタイミングとか位置を合わせてきて。それも上から見るとすごくきれいだし、今までバラバラだった人たちなので、お行儀良くなってて、逆にやんちゃさがもっと欲しいかも?みたいな。(三十路あたりにいる人たちに、やんちゃというのもどうかと思うが、そう人たちだし)
ああ、ちょっとサプライズというか、ドキドキ感が少ないかも。いや、どれも完成度は高いし、意外性もあって毛穴が開いちゃう興奮はあるけど、ドキドキ感の角がちょっと丸まった感じ。
これが、今までのサプライズで見せるんじゃなくて、「魅せる・惹きつける」V6なのかなと。
花道を歩かせず、台車を使って、彼らを決められた曲と時間の中で予定通りの位置に大勢のスタッフが動かしていくには、それが必要なんだろうなと、思うけど、なんか「隙」がなくてねー。
いつもの花道を歩きながら、イレギュラーに動いてくれて、立ち止まりたいところで立ち止まってくれたり、いったいどっちに来るのかどきどきするとかするのも、彼らの面白さだと思うので、このテイストでもちっと「隙」を作って欲しかったかも。
平等ではあるんだけどね。
そんなに、平等にって気を使っても、どこかで運はあるわけだから、そこまでって。(でもうれしいのさ、ファンは)
その心意気は十分受け取りました。
予定通り来てくれる安心感、てのもあるけど。
こんなステージ構成で、こんなに魅せてくれて、こんなに楽しいのに、贅沢に慣れすぎちゃうと、ますます贅沢な要求が出ちゃう。
テイストをこれだけ変えてくる、アクロバットをやめたり、評判が良かった(と、私は思ってる)生バンドをやめたり(坂本さんが生バンドの効果のすごさをすごく買ってたのに、私もそう思ったし、あえてか?トニコンで復活してください)、セットをシンプルにする、という今までの当たり前を捨てて、冒険してる。これって凄いことだよ。
そして、前回より公演時間は短くともVメンバー6人がステージにいる時間をソロ以外は極力多くし、見せるダンスをあれだけ踊り込んできているにも、かかわらず、「もっと」という想いが出てくる。
V6ファンとは、贅沢になったものよのう…。
初日の興奮度はすごかった。血圧上がった。

で、数回見てきて、最初「隙」がないと思ってたけど、作りこまれたといっても、その中で彼らは遊びどころ楽しみどころを見つけて、ファンにこれでもかといちゃつきっぷりを、これでもかと魅せてくれる。
そうか、彼らが心から楽しむとあんなに作りこまれた構成でも、また新しい「隙」(遊び?)が生まれてくるんだな。そんば「隙」をファンは「好き」なんだな。
普通あれだけ変えて作りこむと、そんな余裕がないまま終わってしまうのが普通な気がするけど?
なんだ、十分「隙」を見せてるじゃないか。今まで「隙」がなくなったと思ったのは、今までのV6の「隙」なのかもしれない。
なんか、どん欲にファンの近くに行こうとするために、動き回る、走る、それがなくなって、逆に落ち着かないみたいな。
台車に乗って、ゆったりと周りを見回す剛ちゃんは、歩く必要がないから、山車の上から、ホームグラウンドで最強の味方の中にいて、すごーくうれしそうに周りを見渡す表情が印象的だったし。
Vロードの岡田准一さんは、本当に楽しそうにお客さんとコミュニケーションしてた。
健ちゃんや井ノ原さんももちろん(ていうか、井ノ原さんは自分で走るとぴゅーっと行っちゃって、止まってくれなかったので、逆にありがたかった)。
坂本さんは自分で歩かなくて良いから、お手振り全力だし、長野さんのお手振りじゅうたん爆撃はいつもより落とされているし。(今回、後半大空襲くらいました…全壊)
最後の「愛メロ」の“ちゃっちゃーん!”の時に、井ノ原さんや、岡田さん、健ちゃんで始まったポージングが、伝染して、6日の最後には長野さん、剛ちゃんまで入ってのV5での“ちゃっちゃーん!”になってるじゃんっ(坂本さん、今日はやってくれたのかなぁ…)。
6〜7年前(長野さん想定発言)の発表曲でも、今の仲の良さだからこそ、 『究極のスキンシップ曲』 (笑)として、真打登場のように出てきた「EASY SHOW TIME」。
この人たちは、テイストを変えても、本当にどんどん楽しいものを見つけていくなぁ、すげーぞV6!
ていうか、グループの状態とコンサートの雰囲気って少しは連動してる気がする。
雰囲気の良くない仲ででは、なかなか冒険できないし、変えられないんじゃないかと。
ということで、すごく今良い状態になってるんじゃないだろうか。
特に今回の岡田准一さんの楽しみっぷりは、本当にいい状態なんだろうな、わかりやすいぞ。
ということで、締め。
次はもっとファンは贅沢になってるんだろうなぁ。贅沢病だよ。
花道じゃなくても近くに来てくれて、新しいものを魅せて、自分達も楽しむ「隙」というか「遊び」を見せてくれる、でもダンスはばっちり、で、ファンの萌えツボも押してくれる。
もう粗食は無理だよ…、責任とってね(はあと)。
でも、V6がこのままであるはずがない、また次の変化が楽しみである。
今までのままだと、今までの繰り返しになりそうなところを、ちゃんとわかって舵を切って、違うもっと可能性がたくさんある、勢いと変化のある流れに変えてきたと思う。ただ、まだ様子を見ている気がする代々木。
今回のコンサートの構成でさんざん楽しんだ先の、次のコンサートには、予想不可能なサプライズ、「ドキドキ感」という要素がもっと入ってきたら、私の血圧はどれくらい上がっているんだろう。
まだまだ、やれること、課題が先にもっとあって、まだ目指すものがたくさんある、と思った今回のツアー。ラストの大阪、500万人動員した今の彼らと、そしてまだまだ先が楽しみになって終わるツアーでいてくれよ〜。(なんか、どこかの評論家のコラムみたいだな…文章はへたくそだけどさ…)
さっ、がーっと代々木通って、容量オーバーでフリーズ気味の頭も整理できたので(自分勝手)、地方公演楽しみますぜっ!!こんな書いてても、楽しいもんは楽しい。ただ贅沢にしたのは、V6さんのせいですからねー!
ちなみに、仕事の書類打ってると、見せかけて逃避して書いてたとは、言えません。
すいません、明日からちゃんと仕事します〜!