SP Episode?-2

すごいねー、5人で病院を制圧していく様と、その中で1人紛れ込んで反撃を待つ井上君の動き。
持っている武器は決して派手ではなく、大げさではないけど、
マイクを通して全館に「自分はテロリストです。」と宣言することによって、一般人が一番わかりやすい単語で心理的な恐怖をあおり、そこにすかさず現れた各階の担当が恐怖心でいっぱいになってる人たちを、たった1人で、ちょっと銃を見せて脅すだけで、簡単に1階ロビーに誘導していく。
これが、なんとか団だー!とか、わけわからないチーム名を言うよりは、誰でも知ってる単語だけに、すぐに恐怖に変わりますよね。
そして、追い討ちをかけるように、全館放送で隠れているものには鉄槌とかっていえば、ますます怖さがますし、見つかっちゃった人もすぐにおとなしくロビーに行くってもんで。
で、全員集まったところで、1人がなにかすれば2人に制裁ってことを、全員に見せることによって、自分だけじゃないってことで、お互いなにも出来なくなっちゃって、制圧終了と。
これを、いっさい説明とかなしで、淡々といかにもリアルな光景で見せてるのがおもしろい。
ま、たまに普通は言わないだろっていうようなくさい台詞とか、変装に気づかないところとか間抜けに突っ込みたい部分あったりするけど、そのおかげでドキュメントぽく淡々となりそうなところに、ドラマ性をちゃんと残してるってことかなんて・・?まあ、つまり、面白いんだよっ!ってことで。
まあこんなにうまく制圧できる人たちなのに、リスクが高い立てこもりをやっちゃう理由は次の回かな?ってことで、力ずくじゃなく、心理的に制圧していく様がなかなか。
 
そんななか、組織間での尾形さんの上で行われる主導権争いという空中戦。で、尾形さんが到着したらさっさと終わってた。ま、そんな部分で時間使ってほしくないし。
結局他に握られちゃうわけだけど、ここが意外とリアルだなーと思ったのは、決して中は良くないんだろうなぁ、と、逆に思っちゃうえらいさん同士の会話。
嫌いだからこその目が笑ってない中での敬語での会話。うわー、リアル。でも、お偉いさんの考えることは結構似てたりするわけで。
ああ、これが私の脳内BGMにも通じてるかも。
だからこそ、すごく表情が出てる尾形さんの部下を心配する様が際立つというか。
 
んで、われらが井上君は、階段の利用しながら状況把握して、白衣に着替えて人質の一人に。
でも、犯人を鋭く見つめる表情は、「ゆるさん」てな感情なのか、でもちょっと口元が笑っているようにも見える表情は「うわーわくわくしてきたー」とか「自分があっち側ならどうしようなかー楽しみだなー」とかみたいな表情にも思え、なんというか、深い部分にある意識が出てくるというか、1話の最後の総理の写真を見てて、頭を下げて、上げた時のまるで人が変わったような表情とか。
それとも、自分があっち側の人間だったら、こうするよなー、みたいな想像する能力があるのかしらん。
でも、婦長さんの背中に隠れて、動く直前に頭とか肩をぐりぐりっとストレッチしながら、話しかけるところは、うはー、かわいいちびっ子SPの準備運動だー!なんて、萌えてみたり。
んで、倒した大きな人を、倒したくせに、引っ張って移動できないちびっこさがまたかわいい。
 
さて、今度はやっと笹本様登場。予告はなかなかに素敵なんじゃないの?ちっさいSP2人でどう解決していくのか楽しみざんす。
 
バレーがなくても初回を上回る視聴率。
20%行けばいいねぇ。
それより、新曲!
うふふ、ジャケットいいんではないの?
通常版は一般人にも買いやすく、特典つきはファンにやさしくってか。
そんなに人気が出ちゃっても、長野偽母からの手紙で動揺し、脱走健と戯れる岡田さんでいてほしいなぁ。
・・・早すぎる心配かな。