IZO

先月からずーっと青山通いが続いてます。本日もIZO
普通に有名芸能人さんもトイレに並んでるし、ここのファンじゃなくて、本隊内にいたら襲われて呑気に地下のロビーうろつけねぇよなぁ、って人もいたして。ていうか無関心なのか、気が付いていないのか・・。目撃情報を聞いて、あとで気がつきました。休憩時間にロビーで見た人がそれだったのかと・・・。
 
とまあ、そんな話はさておき。
今日は、お友達を含めると結構な人数集合。
公演前のランチのおしゃべりと、公演後のまたおしゃべりが楽しいのよん。
今日はアルコール無しなのでおとなしめでしたが、楽しかった。
以下、ネタバレ混じってます。
 
これで、私の仲間関係はほぼ公演を見たので、もうそろそろ感想などを書こうかと思ってますが、相変わらず予定は未定。(確率50%)
今日は、大変ありがたいお席で拝見し、以蔵さんのかわいらしい足の裏が、気になって気になって(かわいいんだもん)
・・・じゃなくてっ!
とにかく表情が豊かなんですよ。以蔵さんは。
いろんな感情がモロに顔に出ちゃうのがもうかわいいというか、なんつーの、犬っころなら尻尾ぶんぶん回しそうな感じが、表情と身体全体の動きで見えちゃうというか。
で、そんなビジュアル面でもそうだけど、この脚本がすごくいい。
パンフかどこかに、これからの「いのうえ歌舞伎」は人間ドラマを・・・、みたいな方向性を考えているとのコメントがあったけど、まさにその流れの作品なのかな。
たしかに今までの新感線を知ってると「らしく」ないけど、その中のテイストを残しつつも、人間をもっと見せていくというか。
そんな時に、森田剛さんを起用していただけるというかさぁ、年に1つか2つの新感線の舞台作品(メインでね)の中に入ってるのがすごく嬉しいというかね。
こういう場を森田さんが経験できるのがすごく嬉しいわけで。

以蔵さんにとっての「天」は武市先生で、武市先生の「天」は容堂様で、その容堂様の「天」は徳川様ということで、その「天」は不変ではないってことで、以蔵さんの「天」との話でありそうで、実は武市さんの「天」の話も存在するという二重構造になっており、その辺が、この話が深いなー、と思ったり、お天道様の話のくだりもその伏線かな。「天」と当時の激動の時代だからこその表現、いいなぁと。
とにかく、ラストがますます泣けるというか、最後のセリフがすごく聞いてくるというか。
以蔵さん没後、ほぼ100年後には、私達が生まれる世代ってことで、自分の生きてきた年数考えると、そんなに昔ではない時代に、こんな世界があると思うと、なんか不思議。
これを当時の幕末モノとか、昔の話とか、時代劇ってくくるより、とにかく人間ドラマで、現代にも通じるものがあるというか。サラリーマンの方が見ると、感情移入しそうな感じ。

なんか、感想入ってますね。
  

・・・で、本日初回にして最後の観劇をした1号様は、森田さんが私の「天」であり不動ですっ!っと。・・・あ、そっちなら、「天」ではなく「山」か?
今日はここくらいで、気が付いたところ。
下横目の井上さんに向かって、新兵衛さんの脇から顔をだして、「べーっ」って、舌を出してるみっちゃんがえらいかわいかった。毎回してたのかなぁ。
お見合い後に帰ってきたときの、やさぐれっぷりは、前回よりもおとなしめだった気が。いろんなシーンで、すごくいい表情してたりするんだよね。
容堂様が、公知様と会うシーンで、最初は名前を偽っている武市さんを、公知様の話を聴きながら、武市を見ているだけのシーンで、すごく細かい演技をしてて、それがわかると、ああ、だからあそこでそう答えたのか、というのがなおわかる。さすがですね。