とくダネ「特捜EXPRESS」

お待たせしました、やっとレポ・・・、と、痛さ爆発語り。
箇条書きと口語が混ざってますが、スルーで。

笠井アナは家族中でファンだそうで、他の出演者も最近のお仕事状況を絶賛。
映画の公開とSP最終回を控える土曜日を控えてロングインタビュー。

SPは、もともと金城さんとアクションのスタンダードなるものをつくろうよと誘っていただいて、2人でずっとやりましょうといってたものが形になった。最高のアクションシーンを目指して、ビデオを何本も見て研究を重ねてきた。うちで沢山ビデオをみて、2人で研究してきた。
(アクションシーンのリハーサルメイキング映像)
主演俳優としてよりも、現場の一スタッフとしてものづくりに関わりたい。というのが、強く、主演俳優としていたくない、というのがあった。
(制作発表会見での映像)
「視聴率がほしいです、かっこわるいですけど、本当に思っております」
(笠井)これはめっちゃかっこわるいですね−−−
金城さんという才能を信じていて、金城さんがエンターテイメントを引っ張っていく人だと本当に思っていて、エンターテイメントを本当に自由に作っていける環境を作りたい。
でも、環境を作るには、芸能界は大人の世界なので、視聴率が悪いと次はやらないね、という、いろんなしがらみを超えたものをサポートできる存在でありたいと思う。
(ナレーション)1995年でデビューして、人気か加速する一報で、自身はまったく逆のことを考えていた−−− 
20歳でやめるつもりだった。V6だから6年。もたないとおもっていた。ぶっちゃけていうと、結構リアリストなので、もたないだろうと思っていた。学校の先生になるんだと思っていた。
自分があまり期待されていないと思っていた。必要とされていない10代だった。ぜんぜん必要とされていなかった。
自分のやりたいことが出来なかった。それじゃあ意味がないと思った。
それをするには、知識も、年齢も足りなかった。
高校ぐらいに1日映画3本を見るとか、1冊本を読むとか、全ストイックに決めていかないと生きていけなかった。
本当に子供が読むような本じゃないものまで読んでた。
20歳の時にやめるやめないの話を事務所とするしないって話になったときに、来年ドラマの主演の仕事があるといわれたのが「木更津キャッツアイ」だった。
(ナレーション)これがきっかけで、俳優と認知されていった。
この「キャッツアイ」が救ってくれた。
(ナレーションー)俳優として認知されたものの、更なる壁があった。
陰日向に咲く」の役が、今までの自分の演技が通用しなかった。
絵にはまってしまうというのが今まであって、すごくここ1年間くらい悩んでた。
自分の言うセリフのリズムだったり、トーンがものすごく決まり始めている気がして。
あまり、かっこよさとか自分自身を良く見せるというよりは、作品をどう良く見せる為しか考えてなくて、
パターン化しつつあると思った自分の演技スタイルを壊して挑んだ。そことの葛藤については監督と相談しながらやっていった。
(ナレーション)現在27歳、岡田准一はどんな30代を迎えたいのだろうか?理想の自分は?
宝物はジャングルの奥地にしかないと、よく話してます。
モノを作るっていう作業は、宝物はもう身近にはなくて、ジャングルの奥地にいって、怪我をするかもしれないし、なにかするかもしれないけど、覚悟を持ってその宝物を探していって見つけることをしないと、本気で死ぬ気で作っていかないと、人が見てくれるものは作れないんだと。いう時代に来ていると僕は思う。
昔からそうなんですが、なにかを生み出す気がないなら、失礼だからやめたほうがいいとおもってるんです。
やはり現状を守りたいという人がまわりに多くて、そうではなくて、なにかを作りたいとか、なにかをやるんだと、新しいことを作るんだとか、探しても勉強するんだとか、自分がそう思わないなら、やめたほうがいいと思っていて。
今と違う仕事をしても生きていく自身があるので、でもこの世界でやる限りは、死ぬ気で作っていきたいし、そのためのチームを作りたいと思う。

最後の笠井アナのコメント。
私をインタビューアーに選んでくれてありがとうと、いうようなぐらい胸が熱くなりました。
どんなアクションを目指してるの?と聞いたら、
究極的にはビルからビルへ飛び越えるアクションです。と、真剣に言うの。
そういうことをやってお客さんを喜ばせてあげたいと。
・・・
ルパンかよっ!!!!
 
っと、結構な時間を割いてのインタビュー。
ファンは雑誌とか、いろんなところで、目にしたり、耳にしてる内容ですが、あまりそういうのをチェックしないと衝撃感じる人ももしれません。
ま、年食ったおばさんから言えば、「まだまだ青いわね」と。(原川さん口調で)
やはり、あのビジュアルだけど、中身は中学生くらいのままの部分も残ってるのかなと。
その、バカさ加減とか、変なアツさが逆に、人前でも緊張するような子でありながらも、アイドルさんとして世に出てこれたのかなとも思いますが。
そんな人前で吐きそうになる子が、自らの意思ではなく、お母様の応募で、あれよあれよとTVの世界に入り、普通は苦労する最強事務所からのデビューを1年経たずになしとげて・・・
と、いうことで、結構苦労を知らずに一番光の当たる場所に出ちゃったという、よく考えたら、すごいラッキーなのかもしれない。
でも、その性格と、苦労なしで出ちゃったからこその、その後の精神的な苦労とか振れ幅はすごかったんでしょうね。
あ、なに言いたいかわかんなくなってきたけど、
普通はそんな人前苦手男子がわざわざ人前に出ることがないのに、どこかの「天」が、人前で仕事をさせる星回りを作ってしまったんでしょうかね。「もったいない」とか、なんてね。
そんな星回りの下、10代の一番多感な時期に、すごい世界にほうりだされて、そらもう「水上ゴザ渡り」とかしてたら、そんな世界に悩むよなぁ。でもさ、そのくせ一生懸命やっちゃうわけだよ。
そんな准ちゃんをちゃんと必要として見てる人たちがいるわけだが、そんなお年頃じゃ気づかないわけで、必要とされてないとか、やりたいことが出来ない、なんて悩むでしょ。
コンサートで周りがキャーキャー言ってても、基本は自分を見てるってことで。
人前苦手君が、流されるまま、とにかく一生懸命やるだけだったけど、自分はなにがしたいんだ?と、いう悩みが出てきて、そんなところに、演じるという、きっかけを得て、「キャッツ」とかで、少しずつ自分の方向性が見えて、なにがやりたいかが見えてきて、10周年で自分の今までのことを振りかえって地盤(母艦)を確認できて、さーて地盤はばっちり、そうなると仕事にも欲が出てきて、自らやりたいことがどんどん明確になってきて、今度はやたらと仕事に対して、こうあるべきとか、それしか見えない状況が、ちょくちょく出てきちゃって、別の意味で突っ走っちゃってるというか?
金城さんの為とかはあるけど、作るとかで、お客さんに対してどうアピールしたいってのがまだ足りないと思うのが、まあ、人前が苦手って性格にもよるものかもしれないけど、そんな中での、井ノ原さんが言ってた、2007年のコンサートはファンが喜ぶか、という基準で構成考えたってことで、そんな部分をV内で補完してくれているというか、岡田さんへのいろんな心境の変化に対して先回りするような仕事の振り方とか、コンサートの考え方とか、いちいち偶然かもしれないけど、意図的だったとしたら、事務所とメンバーすげーって思っちゃうかも。ま、そんだけ多感な時期の岡田さんを見てるかが、無意識にそうしちゃうのかもしれないけど。
ま、それはそんな27歳、そんなお年頃。周りはいろいろ心配してても、生み出す気がないならやめたほうがいいとか言い切っちゃうところが、若いよなぁ。なんか、会社の20代社員見てる気分。
坂本さんが力が抜けてきた30代、岡田准一の力が抜けて、周りが見えてくる30代だ楽しみだなぁ。
そんなバカ正直さを感じるインタビューというかね。普通は、その辺隠す人が多い気がするんだけど、そんなバカ正直さ、隠さないのが岡田准一。それもいいけどさぁ、性格的に気にしぃの女子は結構気にするんだぞ。
でも、そんなの気にしすぎてる岡田さんてもの、面白くないのかもしれない。
そんな、良い意味でのおバカな超男前に来る仕事のタイミングとか人との出会いが、マジで奇跡に感じるんだよなぁ。メンバーとの出会いもね。
奇跡じゃなくて、その人の頑張りとか、仕事への真摯な姿勢とか、バカ正直さというか、そういうVの共通するキーワードみたいな部分から、今の仕事があるのかな、とも思う。
少年オカダだって、もっと手を抜いてれば今の青年オカダはなかった気がするし。森田さんもね、とにかく、アイドルさんとしてのかっこよさを気にせずに、仕事に取り組む人、と思われるからこそ、IZOというお話なり役が出来たと思う。
さて、その岡田さんもそうだけど、なんつーか、V以外だったら駄目だった気がする。
これは、カミセンみんなそうだけど、トニって偉大。というか、超個性的というか、宇宙人クラスのカミを受け入れる体制が良く出来てる、怒って、なだめて、一緒に騒いで、認めてと。
偶然かもしれないけど、期間限定という、短期的と考えればたしかにそう見えるけど、中長期的に考えるとものすごくよく出来たチームだと思う。
・・・いててて。