VIBES

やっとインタビューを見た。
インタビューの感想のクセに無駄に長いです。

で、6人いろいろな考えとかがいろんな表現でなされていますが、結局は、長野さんがおっしゃってたように、コンサート自体が「VIBES」だと。
岡田さんが最初にいろいろと、ファンとメンバー間とかメンバー同士の振動とか共鳴とか「VIBES」の言葉の説明をしていますが、坂本さんがおっしゃったように、「今までずっとやってきたことを、あらためて言えば『VIBES』だ」というように、
既にV6というグループはそういう気持ちでコンサートを行ってきたことを、岡田さんが自分で演出するにあたって、あらためて見つけた言葉なのかなと。
「共鳴」ともいうかな。
井ノ原さん曰く「コンサートの最大の演出を担っているのがファン」というように、6人のいろんな言葉の中に出て来ることを集めると、その演出を担うファンがどうしたら喜ぶか?そのためにどう見せるか?聞かせるか?で、そのファンの反応を見ることによって、メンバーが楽しめたり、その様子をファンに見てもらって更に楽しんでもらえるということで、そういうファンとのメンバーとの「共鳴」(VIBES)ってことかなと。
で、今回一番年下の岡田さんが演出をすることについて、ってことで、あらためて皆さんに質問されてコメントしてますが、皆さんの考え方がおもしろいなあと。
トニセンは末っ子の成長を暖かく見守る感じ、ま、見守り方が三者三様ですが(坂本さんは、息子の成長を喜ぶタイプ、井ノ原さんは指導者タイプ、長野さんは甥っ子と一緒に遊ぶもするけど、見守ってるタイプ)、カミセンについては、たぶん最初は少しでも複雑な気分だったんじゃないか?というようなニュアンスもありますが、ま、それをちゃんと自分なりに咀嚼してるかなと。
岡田さんの演出について、森田さんは「あまり今までと変わりない、どれだけ気持をこめられるか」と言ってて、こういう部分で森田さんの気持から入る部分と、岡田さんの形(空間をいつもと変えたい)から入って作っていくという、個性の違いが出て面白い。
今回は、今まで意見はたぶんしたとはいえ、岡田さん自ら中心となってやるということについては、今までの作り方でもクオリティの高いものは見せてくれそうだけど、先を見てグループ自体がもっと伸びて、ファンに対してのパフォーマンスの幅を広げる為にも、その機会としては良かったと思います。
普通の会社の中で、自分からなにかを変えようとして発案し他のメンバーに理解してもらう為にどう伝えたら理解してくれるか?一緒の方向を向いてもらえるか?
自分で周りを巻き込んでなにかを変えて更に良くしようとすることは一番カロリーが必要だし、それが達成できた後は、それに対しての反省も含めて成長できると思う。
いやー、たいへんなのよねー、これが一番良かったからとか、今までこうやって問題なくできたから変えなくていいとか、私はこうだからこれでいいのって、そりゃ今まではね。でも、これからじゃないのよー、と、理解して動いてもらうのが一番大変。自分とか組織で限界決めちゃってる感じ?
そういう部分で限界作らない、もっと伸びるための苦労を岡田さんが発案して進めた事もいいし、そういう今までと違ったことが波及して森田さんの衣装担当に繋がったり、そんな状況を受け入れるために他のメンバーがいろいろな受け止め方で考えたり、実際にその体制でコンサートを作っていった事ってのは、OJTとしては、最高にすごく良かったのではないかと。
ファンとしても、今回の内容について、今までと違うからいや、いつものこれがないから、いつものお約束がないとか、そういう部分は沢山あるでしょう。私も本当なら昔のこれを見たいなあ、とかありますもん、人間だから、そういう部分ではファンも分かって成長しなきゃいけないのか?というのはさすがに極論過ぎで、ファンはいつでもV6が見せてくれるものに素直に楽しんだり、叱咤激励出来ればいいと思います、ただV6に対していつもこれやってればいいよというような限界を決めず、出来れば「もっと!もっと!」と、岡田さんの昔のコンサートの掛け声のようにしてるくらいがいいのかなあと。
今までは臨機応変で出来る部分を多く取っていた部分をきっちり決めてきたというのも、変えるためにいろいろと細かい設定をすることによって、今までと同じような臨機応変さをなくして、その先の新たに出て来る部分を見つけるというのも多少はありかなと。井ノ原さんがこういう部分については、岡田さんより分かりやすく解説して周りに分かりやすく説明してくれてますが、そういうのを見ると、井ノ原さんは一番早く岡田さんの考えていることとか良いところを理解するのがうまいのかなあ。これもある意味「もっと」ということで。
で、そういう中で作られた岡田演出のコンサートは、私としては、楽しかったし、でも荒っぽさも感じてまだ成長できるだろう?と思ったコンサートでした。
たぶん、これで岡田さんが最高のもの作っちゃった満足と思ったらアウトですが、メンバー間の中でのそういう「共鳴」部分は、グループ全体の成長にすごく効いて来るかなあと、すでに次のコンサートが楽しみなわけで。
だけど、岡田さん見た目とは違って末っ子だなあ、とも思うのは、岡田さんがアツくいろいろ語ってても、他の5人はさっさと普通に分かってて、本人は一番最後に気づいてアツく語ってるのを、なんだよ今頃気づいたのかよーと、暖かく見守られてるのに、たまに気づかなかったりする子じゃないのかなあ、と、思ったりもします。
岡田さんはそんなメンバーがいるグループでよかったなあと。
とまあ、長年ファンしてるあまーい感想でした。

ホント、このグループは「成長」を見守るグループだわ。中長期計画的アイドル?(アイドル的にはそういうありなのか?笑・・アイドル高齢化モデルのひとつでもあるか・・)
そういう見守り方ができるファンて、森田さん曰く「V6ファンが最強」てことですかね。