シルバースプーン

今回はなんだかんだで3回行ってきました。
初見は2,3日目だったせいなのか、席が2階席のせいなのか、
前半部分は、いろいろ派手な見せ場もあり、坂本陵佑(りょうすけ)ぼっちゃんの、
勘違いしての見合い相手を落とすための、歯の浮くようなくどき言葉の戦闘モードあったりと見所満載なんですが、
後半は、話が全部回収してない感じが残って、それでも役者さんの素晴らしさ見るだけで満足だったんですが、
やはり、話にはちと無理がないかなー、なんか積み残し感もあったので、ちょっとこちらがだらけてしまった部分もあることはあって、
2回目観劇大丈夫かな、なんて思ってたんですが、
そんな2回目は1階席で見やすかったせいなのか、それとも役者さんがこなれてきたのか、
後半の自分のだらけ感はありませんでした。
で、三回目はもう、皆さんだいぶ小さなアドリブというか、まとまってきたカンパニーだからこその余裕の遊びみたいなものも感じられて、大変良かったです。
坂本さんの、女子を落とそうとする戦闘モード入れるときに、気合のキメ顔に、既に第二ボタンまであいてる胸元を更に開けてみたり(笑)、
ショールはずしながら迫っていくところとか、はうー、これはコンサートのソロで、歌いながらだとうっとりできるのに、
お芝居だけだと笑ってしまうんだよなあ。
てことで、義兄役の鈴木さんもそんなに羽目をはずせないながらも、小さくアドリブらしい動きとか、だんだんかわいく見えてきて…、そのほかの皆様もいろいろ楽しんでいる感じが良かったですね。
特に、執事の青山さん、カテコでも客席ニコニコ見ながら楽しそうでしたわー。

と、もう土日で東京は終わりなので、一旦感想を入れてみました。
しかし、回数見て気づいたんですが、
あの探知機は戸田さんがお屋敷にいるときだけ反応してるというのが、ラストにつながる伏線なのかなあ、なんて。
まあ、後半の無理やり感は最後まで気にはなりましたが、
ミュージカルであると考えると、そんな無理やりな展開になるのかなあ、とも思ったり、
それに出演しているメイン4人の他の4人も素晴らしくて、あの狭いグローブ座で大変贅沢な気分を味わわせていただきました。
 
出来ればDVD発売希望!
その前に、もちっと脚本直して、再演でもっと良くしてからでもいいなあ、とおもったけど、このキャストのスケジュール空けるのは大変そうだよなあ…

さて、仕事に戻ります。(ちょっと目が覚めた)