「oricon style」-映像によるV6論-

この雑誌のライターさん、ずっとVを見てきた人なんでしょうか?
前から「oricon」の記事はすごくVのことをわかった記事を書いてくれて、そう、そうなんだよー!とファンが掻き(書き)たくても掻き切れない、痒いところに手が届くような表現をしてくれて、それを見るたびに、気分がよくなるような感覚を味わうものでした。
今回の記事も、たったの2Pで、記事はその半分の半分しかないというのに、ファンがいろいろとそこかしこで語ったり、書いたりしていることを、すごく的確に「V6」というものを表現していて、短い記事だけど、すごくいい。
「V6」をジャニーズの中でも「特殊」な構造だらけと評価し、岡田准一さんを「外様」(純粋ジャニーズ枠でない)、「脱サラ」(だれとは言わないが…)という、「ジャニーズ初」がてんこ盛りなグループで、私も最初からファンではないけど、途中から見てきても、「実験台?」か「先遣隊」「突撃部隊」と思ってました。
映像使ったコンサートもトニセンが一番だといわれているし、たまアリ天井から降りてきたり、全てのメンバーがこまめに舞台に主役張ってるし、同じ場所での何日間ものコンサートとか2パターンの構成とか(良い悪いは別として)、ワールドカップでバレーコートで歌っちゃうとか、初の特撮ヒーローとか。初物づくし…
まあ、自分達が寄せ集めで、苦労人が混じっている分自分達の危機感から、一生懸命スタッフとアイデア出していることもあるだろうし、苦労もいとわないんだろうなぁ。
そしたら、この記事も日本のアイドル史始まって以来の「実験のデパート」と表し、”存在自体がアバンギャルド”なんて書いてくれて、そんな過酷な使命を背負っても、ちゃんと活躍し続けていることを評価してくれています。「実験エンタメ」というコンセプト勝ちだと。
だよなー、で、こんなコンセプトを他のグループが出来たかというと、この特殊構造のおかげでもあると私は思う。
その特殊構造もちゃんと論じてて、どんな映像を見ても、人数が何人の時であろうと、「無理」や「ギャップ」が感じられないとも。それは、この構造の特徴である「二世代住宅」のおかげで、片方が見られる位置にいることによって、カミセンらしく、トニセンらしく、自分らしく「自己確認」出来ることが好影響になっていると…
記事は短いけど、すごく的確に表現されてます。
…と、別のページに学校へ行こうの記事が…
え、春から「学校へ行こうMAX」ですか?進化するんですか?「MAX」がつくんですかー???