「西遊記」と「柔道一直線」

今日の「王様のブランチ」で昔の「西遊記」と「柔道一直線」のDVDの紹介を見た。
紹介とダイジェストの映像だけで笑えるぞ、この2つ。
孫悟空」は特典映像かなにかか、悟空@堺マサアキ、猪八戒西田敏行沙悟浄岸部シローのウン十年ぶりの対談の映像に興奮。今の3人を見ただけで、昔のキャスティングが面白かったのにも納得。悟空と八戒の会話がほとんど台本読まずにアドリブでのやり取りだったらしいけど、ものすごく面白い。その3人が標準語と東北弁と、関西弁に分かれてたのも、キャラが立って面白いという解説があって、なるほどと思った。
妊娠話とか面白かったもんなー、なんかDVD欲しいけど我慢。
で、「柔道一直線」。
本放送は見たことなくて、なつかしのTV番組特集があれば必ず出てたけどいつも近藤正臣の足でピアノひく技か、投げられて壁をぶち破るところばかり。今回ストーリーを聞いたら、設定だけで面白すぎる。
オリンピックの日本代表の父が、その試合で死んでしまって(すでにどんな柔道なんだよ…)、父の意思をついで世界一の柔道家を目指す、七三分けでふけ顔小柄な中学生の主人公。
ある日すごい技をあみ出してから、そのうわさを聞き、日本や世界中から、もう柔道とは思えない必殺技を持った、中学生(同じくどう見ても中学生に見えない外国人多数、その上覆面までかぶってたり…笑)が、戦いを挑んできて、主人公はその必殺技に対抗して勝っていく話らしい。
一度敵を投げて、それを着地前にもう一度投げて受身を取らせないとか、投げられたら体を曲げてブーメランのように戻ってきて相手に逆襲する海老投げとか、回転を与えて投げて天井にぶつけるとか、これはもうスポコンじゃなくて、特撮ドラマです。
解説と映像見ただけで爆笑、今じゃありえない破天荒な世界が面白すぎ。こういうのも、深夜とか、CSとかで新しくやっても面白いかも。
なんかねー、強い相手が集まってきて戦うってところが、天下一武道会の実写版みたいだなーと持ったり。
でもこういうのってダイジェストが一番わかりやすくて面白かったりして。