エンタメキャッチ「木更津キャッツアイ」

だいぶネタばれすれすれの初めて見る映像が増えてきて、映画館で見る前にここまで出されるともったいない気分。
とにかく、ぶっさんや演技についての話なので、インタビューで聞かれる恋愛話と違って、ほっといてもたくさんしゃべってくれる岡田さん。
こちらも同じくぶっさんスタイルなんだけど、目が良い、すごくまっすぐ見えない聞き手を見つめた話し方で、目がきらきら、くりくり。顔つきもぶっさんじゃなくて、岡田准一なんだけど、すごく良い表情っていうか、私のすごく好きな顔。この顔つきが出来る今、早く別の演技が見てみたい(いや…七・三以外で)
話してる内容は今発売中のCUTと近い内容が多いかな。
・今、自分に感じる事
あまり、自分の力を信用しなくなった。自分の中になにかあるを信じてた時期は若いころにあったけど、今はいろんな人に出会ってかわってこれた。
・「俳優」について
自分の考え方が変わると、お芝居が変わる。
今までは母親が実家から来るだけで、自分のペースが乱れるのがいやだったけど、自分のペースだけを守っているのは弱いなと思う時期があって、今は人のペースを受け入れてあわせられるのがそれだけ強いと思う時期があって、そう思うとお芝居が変わってくると思う。
…さつまとの出会いから、そのまた先に進んだのかな?って思う部分もあり。いろいろ乗り越えてきて、気づいてきて、今の表情がその良い状態なのかな。
岡田准一の演技
本の意味だったり、感情の置き所をつくって、一番気にしているのはスタッフ、キャストがやりやすいお芝居と、自分がどういう役割で、役として見せていくかっていう。現場のノリだったり、周りのキャストによって変化するときもある。
キャッツのメンバーもそうだと思うし、ほかの現場ではおとなしかったり。
現場によって自分のスタンスを変えて。
・今作のワールドシリーズ
日本シリーズまでは勢いでいったけど、今回は現場のノリから違ってて、みんなで褒めあって撮ってた。
・ぶっざんの役づくり
役を作るにあたって、参考にしたキャラクターもあり「セルピコ」のアルパチーノとか。
信念があるのに、弱い部分もあるような。
いろいろな役を真似してぶっさんをつくっていって、誰がやってもぶっさんになるけど、自分がこう演じたから、自分のぶっさんになったと信じたいし、それを求めてやっているし。
木更津キャッツアイへの想い
今回はぶっさんにちゃんとさよならをいいたいんだと、作品を終わらせたいんだとスタッフがいってきて、作品に愛がある、熱がある、想いがあるものに自分が一緒に参加できるのが幸せだと思うし、初主演ですごく思い入れがある。楽しい現場だった。
なんか、途中ではさまれる映像を見てるとせつなくなってきちゃうねぇ…。映画のCMのなんかせつない…。
でも、早く見たい。