超ウルトラ8兄弟トークショーin品川プリンスシネマ

と、いうことで、明日はアップできないので、取り急ぎ昨日の品川でのトークショーのレポを簡単に。
脳内で記憶が妄想モードで転換されてる可能性がありますので、ご了承下さいませ

・なぜ今回突然のトークショーを企画したか?→実はこの3人で10数年やってきたけど、みんなばらばら(会社が変わったりと大人の事情で)になるので、その前にこの3人でやってきた平成ウルトラについて、語っておきたかった。
・最初のウルトラ映画は45分で30分の間に1回しか変身できないものを映画にするのは難しいけど、いまでは90分超できるようになった
・いままでは、力がはいってたけど、今回で映画はお祭りだと気づいたと長谷川さん。
・どうやってゼアスが作られたか?の話から、実はゼアスはパート3まで企画してた。
・最初のゼアスの映像を見て、これなら今のTVでも放映できるとふんでMBS様がTVやりましょうと言ってくれた。
・それでTV決まったので、優先順位的に、TVの為に遠慮して後ろに下がった。
・前回の映画の後は、前回の主題歌を歌われた方、キヨシさんで「ウルトラマンキヨシ」にしようと。そうすれば沢山のおば様ファンが来てくれるとか(笑)、子供がいないとかいってたかなあ。(このあたりネタなのかどうなのか…)
・その前には、「タロウ」メインでやろうということで、1週間くらいで脚本が出来た。でも篠田さんが、俳優的に自分の中ではタロウは終わっているとのことで、出来なかった。
・で、「学校へ行こう」の天文台ロケで、ティガを出したいとの話が局から来て、実はそのあたりで既に事務所にオファー中だった。オファーは直接本人に言わないのがあの事務所のルールだそうで、そのロケに一夫さんとか鈴木Pとかも参加してたけど、さりげなく挨拶程度だったそうで。
・その後事務所から長野博さん出演OKで、決まって3日でプロット完成した
・長野さんは火星の続編をやるのかと思った為、ティガTVシリーズ全話見直したそうで(こういうところに、トニセンのまじめさというか、ティガへの愛を感じるわ)しかしながら、パラレルワールドで別のダイゴだということに最初は戸惑ったとのこと。鈴木P曰く、昭和と平成の競演がどれだけ大変か、奇跡なんだということについての大変さを長野さんはこの段階ではあまり深く考えてなかった。で、鈴木Pが前回のメビウス映画見せてその大変さ等を説明した。(このきっかけはお客さんの質問で、脚本段階から長野さんが入った話がきっかけだったかな)
・脚本の長谷川さん曰く、今回の当初の長野さんと同じで、「ダイゴを知らないダイゴとして」パラレルワールドで少しずつ気づいていくダイゴだということだと(これすごく納得)。
・長野さんは、納得したら早速じゃあここはこうしたほうがいいとかの提案があったと。(こういう部分の飲み込みと切り替えの速さはさすが)
→こういう裏での流れを聞くと、長野さんはコメントでよく言ってた、ダイゴでなければ出ないっていう気持が強いからこそ、最初は戸惑ったんだろうなぁ。
・変身シーンは各カット1回でOKテイク、最後だけ2回、他もほとんど1回、いつのまにセリフ覚えてるんだろう(姫)
・舞台挨拶の移動の日に全日空でトラブルでなかなか飛行機が飛ばず、飛行機嫌いな団さん(郷さん)だけ新幹線移動で、1人で挨拶やるきまんまんだった
・宣伝の姫は、やはりインパクトのある発言で注目をしてもらう為に、ハヤタさんに「ウルトラはこれで最後」とか、ダンさんに「アンヌと結婚」とか、宣伝でインパクトを持たせるために頼んで発言してもらった。
・前のメビウス映画公開直後に、次は横浜と考えていた(開港150周年も知ってたし、あそこの市長ならOKしてくれそうだと思った)
・そういえば、横浜をロケ地にする件でOK貰ったときは、まだ「キヨシ」の企画だった(えええー!)
・その他お客さんから長谷川さんへの質問コーナーでは、
Q:どこかの雑誌で、助監督にそのセリフはダイゴっぽくないと指摘されたのはどこですか?A:グリッター化して最後の光線打つときのセリフが、いかにもこのやろー!的なセリフだった。「〜光が消え去ることはないっ!」の部分。結果、すごく良いセリフになったと。
Q:最後にギガキマイラに向かって、セブンのアイスラッガーに8人の光線ついての攻撃、なぜセブンメインなの?→直前まで八木監督が「ウルトラセブンX」をやってたので思い入れが深いのでしょう。ちなみにこのような攻撃のアイデアは監督が考える。
Q:なぜアグルは出さなかったのか?→まったく出さなくて、ガイアだけだとおかしいので、ああいう形になった。
・実はこの3人では、ネクサスでそのうちやりたいなんて言ってた、出来の悪い子ほどかわいいので。
Q:ティガの変身シーンのバックの観覧車の光り方は狙ってたんですか?(少しずつ光がついていく)→なにも考えてなかった、鈴木P曰く奇跡でしょう(変身シーンは1回でOKだったし)
・鈴木P曰く、パート2も考えたが、大人の事情もあり出来なかった、今回のような映画は最後、もうできないだろう。(と、しんみりモードに見えた鈴木P)次は新しい体制でまったく新しいウルトラマンになるだろう
・DVD特典は現在編集中だそうでう、要望はその編集を行っている公式ブロクのハネ○ローへ。(バースデーと今回のトークのポイントアップしてほしい)

とまあ、こんな感じですかね。
ちなみにほとんどは10月17日くらいまで、あとはロングランで50館ほどに絞って上映。まだの方はお早めにー!
あ、大入り袋貰ったら、シルバゴンだった。