血は立ったまま眠っている

本日観劇。なんだかんだで3回目。今回は一番良いお席。おかげでいろいろ見えなかったものが見えました。
坂本さんが来ておりました。
隙間から見えたまーくんは、黒縁メガネに黒っぽい上着になにやらショールらしきものを首に巻き、ちょっと伸びてきた前髪が前にたれぎみで、えらく素敵でドキドキしてしまいました。退場する時立った姿もまた良し。

って、主役もやっと表情がじっくり拝めて、あらためて森田剛様の表情の豊かさに引き込まれるわー。
冒頭から黒目ウルウルな表情がたまりません。
夏美姉さんとのじゃれあいも楽しそうな上に、今日は勢い余ってトラックの荷台のヘリに後頭部ぶつけて頭さすったりとかもあって、よりほほえましかった。
そういえば、冒頭からベッドの上で毛布かぶってスタンバイしてるんだけど、ちょこんと毛布から出てるスニーカーの足先までかわいい。
 
で、帰宅。
追加です。
・床屋の六平さん、感情とセリフにのせて演技がノリノリに変わってて、ある意味楽しそうだ。
・子供が1年前の切符を渡すと、受け取ったミチロウさんが舞台前に投げ、それを子供が拾うシーンで、それが最前列のお客さんのだいぶ足元に飛んじゃったらしく、小さい声で「失礼します」ってちっちゃく会釈しながら取って、すぐに子供に戻ってる、さすが。この人も前より良くなってる気がする。前は声ががなってた印象があったけど。席の違いかもしれないけど。ただ、そばかすだけは聞き取りにくい…
・前回、灰男さんの演技の間がどうもイマイチというか、しっくりこないというか、変に間が長い時があったけど、今日は気にならなかった。しかし、後半のテロリストな部分と揺れてる部分の出入りの部分に違いがあったらいいなあ、と勝手な希望。
・最後にトイレの上に追い込まれて、親指を噛むクセをしてるときに、葉っぱが、「この親指がむずむずするのは、良くない奴が来る」みたいなセリフがあるんだけど、繋がってるのかなあ。
・ベットに横たわった灰男さんにせみのようにくっつきながら差し出された詩が書かれている紙を見る前に、眉毛の上をぼりぼり掻いて、そのあとペシッと良君のおでこあたりをたたくシーンて、最初からあったっけ?今日は笑いもあったけど、静かに萌えている女子も多かろう。その差し出している表情がこれまたたまらんのですよ。
・通路沿いだったので、刑務所の保険屋のおじいちゃんに思いっきり勧誘されてしまった(笑)
・で、感想・解釈は初見からいろいろと追加されたり、修正した部分もありかな。そのうち書ければ。