血は立ったまま眠っている

昨日はシアターコクーンへ。
夜公演に、「滝川名人」or「風左衛門「or「武市先生」or「紫のバラの人」である田辺誠一様ご来場。後ろで見える位置の席だったけど、静かに観劇、静かに拍手をして去っていきました。1人で来てて、開演10分くらい前から着席してました。田辺さんのついったーにも観劇した事がかかれてたけど、「3回一緒してるけど、存在が本能的で動物的で人を惹きつける」との事。ふふふ。
んで、ロビーで「ツボイ」or「勝先生」である粟根さんらしき人を見かけ、会場に入るときも見かけたんだけど、ほかで目撃情報ないからどうなんだろう・・・
荒神つながり2人が同じ公演だったら、なんとなく同じ会場にいる自分が嬉しいんだけどなあ。
んで、始めての夜公演だったけど、蜷川さん速攻スタオベ。灰男さんも夜公演の方が調子いい感じ?昼だと一本調子な感じで、それが灰男かと思ったけど、夜のほうが演技に抑揚を感じたし、私の観劇回数の中で一番良かった。
あと、そばかすが前より丁寧にセリフをしゃべってるシーンとかあったかな。初見時にわかりにくくていらいらしたシーンだったんで、だいぶ変わったなと。 

森田さんは、最後のシーンの壊れていく感がどんどん鬼気迫っている。もうセリフがどうとか、ストーリーとかがどうとかじゃなく、見たまま感じればいいかなと。
今回見てての追加で考えたのは、右側の猥雑な人たちの中の床屋の子供と父親の関係と、灰男と良の関係も、なにか、対照というか、対比なイメージもあるかも?とか、他もろもろ。で、その根拠は?と言っても、感じただけです。見る人の置かれた環境とか、精神状態とか性格で受け取るものが違うんだろうなあ。ということで、あと1回行きますが、あまり考えないで、感じてこようと思います。