ヤマト

で、一番ツボったのは、猫のミー君。*1
最後にね〜、ミー君を抱いて敬礼する佐渡先生のその敬礼しているこぶしに、4つの足をちょこんとくっつけてるのがなんともかわいい〜!
 
んで、以下、当時のアニメの映画にど嵌りしてた世代の、ネタバレ含む感想、って今更?
と、いうことで、昔を知らない人の素直な感想じゃないです。
えーと、一番盛り上がってたイスカンダル編、さらば編、完結編あたりの良いところ、当時ものすごく盛り上がったり感動するシーンをつなぎ合わせて、そこを当時を知るオールスターが実写で再現してくれるという、豪華なヤマトノスタルジック祭りに、きむらたくや様が華を添えた感じですかね。
だからね、忘れてた当時の記憶と感動が戻ってきた感じで、ついうるうるしちゃんすよ、そういう昔と同じシーンでは。
よくそういうシーンをつなげて一つの映画にしたなーという。
昔を知り尽くした上で、下手な改悪するよりも、素直に当時のいいところを集めて作った、某T○S開局60周年のお祭り的映画という感じ(悪い意味でもなく、良い意味でもなく)
たぶん、イマドキにしようとがんばると多分まったく違うんだよなー、アニメの世界が強烈に完成されちゃってるので、これはこれでいいのかなと思います。とはいえ完結編以降のしつこさに離れた人間ですが。
まあ、昔を知ってる人間として、どんな感じでイスカンダルまで行ってコスモクリーナー持って帰ってくるのか?というのに興味があったので、つっこんだり、呆れたり、残念な気分になったりと飽きずに最後まで変に楽しんじゃいましたが。
以下、ちょっとポイント。
・とりあえず、実体はないものの、私的一番の懸案事項だったデスラー総統が実体は出ないにしても声が伊武氏だったこと、そして他のスターシャ(アレ?今回名前あったっけ?)、アナライザー、ナレーションが、アニメと同じだったこと。とはいえ、デスラー総統の美学がないよ〜、指揮者ゆえの苦悩は、沖田、古代だけじゃなくて、デスラーにもあるのに、ああいう集合生命体になっちゃうとそんなものもない…、集合生命体って、マクロスとかダイナのスフィアとかと一緒じゃん?
・アナライザーが二頭身じゃないっ!!!!!!
・徳川さん…それだけ?本当にビジュアル重視の贅沢なキャスティング。
第三艦橋の人たちが気の毒すぎる、余韻もなにもねえ…
ガミラス戦闘員のワラワラ振りに、心の中で苦笑。地上戦(イスカンダル)の描写酷すぎるよ…、デザインも残念すぎる…
・斉藤&真田のシーン、当時の記憶がぶわーっ!
・艦長代理、こんな時でも…
・コスモゼロが、ガウォーク変形っ!?
ガミラス戦闘機捕まえて、中から宇宙人飛び出て艦内に逃げるって、どこかでありそうなネタだね。
ガミラス戦闘する度に学習して強くなるって、プレ○ターか!
・宇宙戦闘シーンが一部に限られてるね、特に後半。
・もし制作費が豊富に使えるとしたら、ウル○ラマン映画もこんな感じになりそうだな。艦内セットを見ると、ちょっと気合入れて作ったGUTS基地とかアートデッセイ号みたいな気分になる。
・今の子が見て、なぜ日本人しかいないんだろう…とかいう疑問は普通に出るよなあ…。
・きむらさんは、普通の風景だと風景が負けるので、こういう別次元の世界の作品の方が似合うと思う。え?次はあそこですか?

*1:松本零士の猫キャラといえばこの名前