ライダー映画

ライダー40周年と東映60周年というロゴ見たとき、なんとなく予感はしたかも?
以下ネタバレアリ。
もうねー、後半突入後、いったいどこから突っ込めないいのかという「祭り」状態に、逆に振り切れちゃって楽しくなったというか、笑うしかない。
最初はシリアス、感動的ライダーはちびっ子のヒーローだってことで、泣き所アリの感動ジュブナイルな物語に、オーズ、電王、1号2号が絡むと思ってたら、たしかに深い部分はあるんだけど、それを覆い隠すようねネタと祭りっぷりが凄かったよ。
途中からモモタロスとアンクの掛け合い、えーじ君と幸太郎のヒーローっぷりが良かったが、それかエスカレートして、最初はアンク(腕)がお目付け役になったモモに首輪つけられて「お手!」とか言われてたのが、そのうちなぜかデンライナーが襲われて脱出したときに、なぜかモモタロスが腕だけになって、アンクの左腕に合体、そのうえ憑依してアンクが「俺・参上!」って叫んだときは椅子から立ち上がりそうになりましたよ。
とまあ、そういうのは今までのあった感じだけど、結局えーじ・アンク・幸太郎が捕まって、昭和特撮お得意の十字架張りつけの計になったときに、突然現れた(というか過去でであった仮面ライダー少年隊の衣装を着た、ショッカーが支配する世界の子供たち)が奪われたベルトを貼り付けられたエージ君に届けようとしているうちに、民衆全員がなんとかベルトを届けようとして盛り上がるって、その感じは、東映というよりは円…系では?なーんて、思ってたら、そのあたりから後半突入、もうオールライダー続々登場、Wは翔太郎とフィリップご本人登場での変身でお姉さん涙、で、突っ込みたくても、めまぐるしすぎておっつかないというすごい展開。最後のバイクのアレはもう笑うしかない。
いや、なんつーか、大集合の映画は過去いろいろあったけど、最初はデンライナー使って上手いこと話作ってると思ったのに、後半はもうそんなのすっ飛ばした凄さ。
なぜこの映画で東映60周年?と思ったら、まさかのライダー以外の東映特撮も登場で「ズバっと怪傑!」のセリフは昭和世代としては、そこを押さえたことに拍手。
最後はちゃんと子供たちの話でまとまってはいたけど、しかしお祭り騒ぎでしたわー。
えーじ君もアンクもそれなりに活躍、コアメダルがスペシャルで、「ショッカーメダル」と「モオタロス」メダルで変身、もう何でもありだねー。
もう1回落ち着いて見たい気もする。